ITの仕事をする上で大手ベンダーで仕事をするメリット

IT業界
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私はIT業界で35年程働いてきました。

その殆どは社員200人くらいの中規模のシステム開発会社に所属していました。

その会社から大手ベンダーとのSES契約でシステム開発プロジェクトに従事するといった仕事が殆どでした。

そしてその時に当時の所属会社から発注する形で更に小規模の会社に仕事を依頼するといった事のしていました。

ですのでIT業界の中の大企業から小企業まで幅広くお付き合いさせていただき、
そこで感じたはやはり大企業のメリットの多さです。

もちろん大企業には大企業の大変さもありますし、責任も重いのも分かっています。ですがそれに対応出来る体制が整っているのも大企業です。

ここでは私が感じた大手IT企業の良さを書いてみます。

転職や就職の参考にしてください。

ITエンジニアが大手企業で働くメリットはこれ!

  1. 豊富なリソースと設備
    やはり大手の一番の特徴は豊富なリソースになります。
    • 例としてはNTTデータでは、世界中のプロジェクトで最新の技術とツールを使用しています。例えば、データセンターやクラウドインフラに大規模な投資を行っており、エンジニアは最先端の技術環境で働くことができます。
  2. 充実した教育研修制度
    しっかりした教育研修制度が整っているのも魅力です。
    • 富士通では「富士通アカデミー」という社内教育機関を設置しており、社員向けに最新の技術やマネジメントスキルを学ぶ研修プログラムを提供しています。これにより、エンジニアは常にスキルを磨き続けることができます。
  3. キャリアパスの明確化
    エンジニアとしての、社会人としてのキャリアパスが描きやすいのも特徴です。
    • 日立製作所では、エンジニアのキャリアパスが明確に定められており、技術スペシャリストとしての道やマネジメント職への昇進の機会が均等に提供されています。例えば、シニアエンジニアやプロジェクトマネージャーなどの役職が用意されています。
  4. 多様なプロジェクトと技術領域
    多様なプロジェクトとそれに関わる様々な新技術に触れることが出来ます。
    • 例ですがNECでは、スマートシティ、AI、IoTなどの多様なプロジェクトに関与することができます。例えば、自治体との連携によるスマートシティプロジェクトでは、最新のICT技術を活用して社会課題の解決に取り組むことができます。日本がこれから作ろうとする新しい街の構想や技術に触れられます。
  5. 海外での仕事の機会
    グローバル化した会社では海外に顧客があったり、海外のベンダーとプロジェクトを組むと行った事も考えられます。
    • キヤノンは、世界中に拠点を持ち、国際的なプロジェクトを展開しています。エンジニアは海外のチームと協力しながらプロジェクトを進めたり、海外勤務の機会を得たりすることができます。これにより、国際的な視野やスキルを身につけることができます。
  6. ブランド力
    これは転職してみて感じる事ですが、大手に所属していたというのは将来的に大きなメリットになります。
    • 私の知り合いでもソニーに在籍していた人がいて、その人の話しではソニーでのプロジェクトや開発の経験は、他の企業からも高く評価されるそうです。このようにエンジニアとしてその会社で先端とされるAIやエンターテインメント関連のプロジェクトに携わることは、将来的なキャリアアップや転職において大きなプラスとなります。

その他の大企業としての魅力もあります

上ではITエンジニアとしてのメリットを説明しましたが、その他にも

  • 安定性
  • 信頼性
  • 人脈のつながり
  • 福利厚生の充実

など大手にはそれだけで魅力的なメリットもあります。

これらから、大手ITベンダー企業で働くことが、ITエンジニアとしての成長やキャリア形成に多くのメリットを生むという事を私も多く見てきました。

もちろん大手に就職しようと希望しても、簡単に入れるものではありません。

自分のスキル、経験を磨いて、大手に認めさせるだけの実力とつける事が大切です。

ただ一度でも大手での経験を積むとその先のスキルマップに大きな影響が出てくるのは間違いありません。

中小ベンダーでスキルを磨くのも一つですが、大手にチャレンジするメリットも大きいと思います。

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