SESから社内SEになるには?私の転職体験

転職
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はじめに

ITエンジニアとしてキャリアを積んでいる方の中には、「SESの働き方に疲れてしまった」「より安定して長く働ける環境を探したい」と考える方も多いのではないでしょうか。
私自身も、長年SESとして客先常駐を続けてきましたが、40代を迎えて「このままでいいのか」と感じ、社内SEへの転職を決意しました。今回はその経験談を交えながら、SESから社内SEへ移るための具体的な方法やポイントをご紹介します。

SESとして働いて感じた課題

SESの現場は、常に「人月単価」で評価されます。
スキルや経験よりも「何年目のエンジニアか」で値段が決まり、契約期間が終わればまた別の現場へ。こうした環境は、キャリアの積み上げが実感しにくいと感じていました。

また、常駐先が変わるたびに環境に慣れる必要があり、同僚も毎回変わります。特に40代に差し掛かると「新しい現場に順応する体力的・精神的な負担」が大きくなり、先のキャリアが不安になりました。

社内SEを目指した理由

そうした中で私が目を向けたのが社内SEでした。

  • 自社で腰を据えて働ける
  • 人月商売ではなく、成果や改善で評価される
  • 自分の会社の業務改善に貢献できるやりがい
  • 担当したシステムの反応がダイレクトに受けられる喜び

特に「会社のシステムを長期的に育てていく」という点に魅力を感じました。SES時代には味わえなかった「自分が残した成果が次年度も使われ続ける」という経験は、エンジニアとして大きなやりがいに繋がりました。

SESから社内SEになるために意識したこと

業務改善の経験を整理する

SESの経験は一見すると「派遣されて働いていただけ」と思われがちですが、私は自分の実績を業務改善の成果として整理しました。
例えば、

  • エクセルで管理されていた業務のシステム化
  • Salesforce導入でセキュリティーの強化
  • Salesforce導入でデータ入力工数の削減

こうした経験は社内SEの業務と直結します。

業務知識をアピールする

システムエンジニアは「システム」だけでなく「業務」にも深く関わります。
私は過去の開発や運用を担当したシステムの業務知識や業界知識(人材派遣業・製造業・金融業など)を整理し、業界の業務フローを理解してシステムに落とし込める強みをアピールしました。

転職エージェントを活用する

社内SEの求人は公開されにくく、非公開求人が多いのが特徴です。私も自力ではなかなか見つけられませんでした。
そこで活用したのがITエンジニア専門の転職エージェントです。
エージェントを通じて紹介された企業の中には、自分では検索しても出てこなかった「社内SE募集」があり、結果的にそこに転職できました。

転職活動で苦労した点

正直に言えば、40代での転職は簡単ではありませんでした。
特に「即戦力」として見られるため、インフラ・セキュリティ・クラウドなど幅広い知識を問われることもありました。

これまでに開発したシステム設計のノウハウも多く求められ、自分が経験したシステム開発や運用に関するリカバリ経験がとても重要です。

それらを新しい会社で生かせる、といったアピールも大切です。

社内SEとして働き始めてから

現在は、自社の業務システムやクラウドサービス(Salesforce、AWS、Google Workspaceなど)の運用・改善を担当しています。
SES時代と違い、「自分の提案が社内に浸透し、社員の働きやすさに直結する」という実感があり、非常にやりがいがあります。

もちろん、調整業務やユーザー対応が多く、エンジニアリングだけをしていればいいわけではありませんが、それも含めて「会社を支えている」という実感を持てています。

まとめ:SESから社内SEは十分可能

私の経験から言えることは、SESから社内SEへの転職は十分に可能だということです。

  • SESで培った改善スキルを棚卸しする
  • 業務知識をアピールする
  • 転職エージェントを活用する

これらを意識すれば、40代でも社内SEに転職できます。

もし「今のSESに不安を感じている」「安定して働けるキャリアを築きたい」と思っているなら、まずは転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
非公開求人を紹介してもらえるだけでなく、自分のキャリアの強みを客観的に整理してもらえるので、一歩を踏み出しやすくなります。

私もお世話になった社内SEに特化したエージェント:社内SE転職ナビです。

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