ITエンジニアとして働いている私にとって、転職活動は現職の忙しいスケジュールの中で進める必要がありました。
そのため、効率的なスケジュール管理が成功のカギになりました。
ここでは、私自身の体験をもとにした転職成功のためのスケジュール管理術をお伝えします。
スケジュール作成の第一歩:ゴールを明確にする
エージェントや転職サイトを参考にまず最初に行ったのは、自分が目指すゴールを明確にすることでした。私は「クラウド知識を活かし現職給与よりアップを実現する」という目標を設定しました。この具体的なゴールを持つことで、求人の選定や活動の優先順位をつけやすくなり、時間を無駄にせずに済みました。
現職のスケジュールに転職活動を組み込む
ITエンジニアとしての業務は常に忙しく、プロジェクトスケジュールやトラブル対応などに追われる事が多い日々でした。
そのため、以下のように現職のスケジュールに転職活動を効率的に組み込みました。
- 平日の朝:1日の始まり前、電車内で求人情報を30分でチェック。特にエージェントからの新着求人や応募期限が近いものを確認。
- 昼休み:応募企業の技術スタックや業界動向をリサーチ(約45分)。
- 仕事終わりの時間:帰宅後に履歴書や職務経歴書のブラッシュアップ、追記更新(約45時間)。
また多くの面談は終業後に、企業に訪問して実施。 - 土日、休日:集中して面接やエージェントとの面談を実施。特に自己PRや技術的な質問への準備を徹底しました。
このように計画的に時間を確保することで、日々の業務と転職活動を両立させることができました。
優先順位をつけることの重要性
ITエンジニアとしての仕事は常に優先度の高いタスクに囲まれていますが、転職活動においても優先順位をつけることが成功のポイントでした。私の場合、以下のようにタスクを整理しました。
- 応募期限のある求人への対応
応募期限が迫っている求人は最優先で対応。特に希望条件に合致する求人は急いで応募しました。 - 将来性のある準備
面接での技術的な質問への準備や自己PRの練習は、直接成果にはつながらないものの、重要な投資と考えました。 - 成果が見えるタスク 職務経歴書の更新や職務経歴書の見直しなど、効果が出やすタスクも重点的に行いました。
モチベーションを維持するための工夫
ITエンジニアとしての業務をこなしながら転職活動を進めるのは、体力的にも精神的にも大変でした。
また書類審査で落とされたり、面接で見送りにされるとモチベーションが下がって来ます。
そこで、以下の工夫でモチベーションを保ちました。
- 転職したい理由を毎週読み返す
転職を決意するに至った経緯、理由を毎週を読んで目的を再認識していました。 - 目標を小分けにする
「今週中に2社に応募する」や「週末に1時間だけ自己PRを練習する」といった小さな目標を設定しました。 - 進捗を見える化する
タスク管理ツールを活用して、完了したタスクを記録。達成感を得ることでモチベーションを維持しました。 - 適度な休息を取る
普段の趣味の時間やリフレッシュの時間を確保し、ストレスを溜めないように意識しました。
転職活動で得た教訓
このスケジュール管理のおかげで、私は長期でしたが効率的に意識高く転職活動を進めることができました。ITエンジニアとしてのスキルやこれまでの経験をしっかりとアピールできる準備を整えた結果、内定をいただき、自分に最適なを選択できました。
スケジュール管理は、転職活動を成功させる上で非常に重要です。特にITエンジニアとして多忙な日々を送る方には、計画的な行動が不可欠です。ぜひ、みなさんも自分に合ったスケジュール管理術を取り入れて、転職活動を成功させてください。