私は49歳で転職活動を始め、50歳で転職しました。なぜ49歳まで転職しようと思わなかったか。
それはシステム開発しか行った事がなかったので、その時の仕事や会社以外では仕事ができない、通用しない。と思っていたのも一つの理由です。
営業ができる訳でなく、経理などの数字に明るいわけではない。
そんな自分が転職していい会社や仕事に転職するのは難しいと思っていました。
もちろん同じシステム開発会社で探してみるのも良かったのですが、給与や待遇を落とす事はしたく無く、現状に甘んじていたのも転職活動に進まなかった理由です。
では実際、転職活動をして新しい会社で働いてみてどうだったか、実は以外とシステム開発の経験や考えは他の仕事でも使える事が分かったところです。
システム開発経験は他の会社や職種でも十分使えます
私は中堅のシステム開発会社から人材サービスの会社に転職しました。
一見、畑違いの会社の様に見えると思いますが、システム開発会社での経験、知識は十分生かされています。
入社当初はシステム企画部門で業務改善を行う為のシステムの企画と業務設計、開発検討まで行っていました。
そこで生きたのはシステム開発会社でのお客様からのヒアリング、業務分析、システム設計の経験から得た手法です。
クライアントにヒアリングを行い、システム化の要件定義をし、資料をとしてまとめる。その知識と技術は今の会社でも十分生かしています。
システム化に必要な資料化も、以前の会社で実際に使っていたフォーマットを参考にすることで、目的に合った資料を作成し、経営層にシステム化のアピールに成功しました。
システム会社での資料のビジュアルと内容は、他の会社でも論理的で詳細で分かりやすいと好評を受けます。
もう一つシステム開発ではお客様の業務を深く理解し、それをシステムの機能として落とし込むといった作業が中心です。その中で各会社の営業であり、経理であり、人事、総務、給与計算、在庫管理、販売管理等々の業務に精通してくるはずです。
その知識は本当に役立ちます。自分の実際の業務でなくともシステム開発で携わった業務に精通している事で、その業務の即戦力となることも可能です。さらには他社の事例から自社の業務フロー改善や効率化に寄与する事もできます。
多くの会社は業務効率に課題や更なる改善希望を抱えている会社が多く、他社の事例などは知りたいところです。そこでそれまでに構築したシステム開発経験が生きてきます。
システムエンジニアは応用が効きます
システムエンジニアと言う職業はシステム開発に精通し、開発を担当した業務にも精通します。
その為、広い業種で仕事はできるのではないかと思います。
他業種の社内SEという職種、システム企画という業務、その他の業務部門でも力を発揮できる応用が利く職業だと思います。
自分にはシステム開発しかできない。と思う必要はありません。
転職する時には広い視野で転職先を探すことが可能だと思います。
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