新型コロナウィルスの中での生活が始まって3年が経ちます。そしてこれまで6つの大きな波を超え、7つ目のさらに大きな波が来ています。
そんな波をいくつも超えてきていますがコロナ前に戻る事は見えません。
ホンダのように在宅勤務を終えた会社もあり、NTTのように在宅を通常とした会社もあります。
そんな中ですのでITの仕事にも色々影響が出ています。
プロジェクトメンバ全員が一か所に集まって開発を進める事が出来なくなり、リモートワークのそれぞれの場所からプロジェクトに参加して開発を行う事が重要になっています。
広い会議室で全員に資料を配って一日籠ってのレビュー会議と言う絵も見られなくなりました。
ここでこれまでコロナ渦での仕事の中でどんなスキルが必要になったか、纏めてみます。
これからIT業務を進める人、またはもっと違う業務でも参考になればと思います。
WithコロナでITエンジニアに必要なスキル
これが私が考えるコロナ渦で必要となるスキル3つです。
- コミュニケーション力
- タスク管理力
- クラウドスキル
(1)コミュニケーション力
これは多くの人が感じていることではないでしょうか。
コロナ前は同じオフィスで、話をしながら仕事をしていたのでわからない事は聞きたい事があれば、少し声を掛ければ簡単に聞けました。
ですが今はみんなそれぞれ自宅や離れたところで作業をしています。
離れた環境下で仕様の確認や意思疎通するにはこれまで以上のコミュニケーション力が必要になってきます。
コミュニケーションもチャットツール、WEB会議がコミュニケーションツールの中心となる中で自分の意思をキチンと伝え、相手の言いたい事を把握することは非常に重要になります。
(2)タスク管理力
私が感じている必要なスキルの二つ目はタスク管理力になります。
作業場所が離れ、メンバが実際に仕事を行っている場所を見ているわけではありません。
一つのタスクをメンバに任せた後に、そのタスクがどこまで進捗していてどういう状況なのかしっかり把握する必要があります。
もしかしたら何か困って手詰まりになっているかもしれないですし、作業の遅くまで掛かって残業を沢山しているかもしれない。
反対に簡単な作業でも集中できずに効率が落ちているかもしれない。
その状況をしっかり管理し、スケジュール遅延とならないようにする必要があり、そのためにタスク管理力が求められます。
(3)クラウドスキル
もう一つは技術面で必要となってきたスキルになります。
コロナ渦でデジタル化(DX化)が進められています。そのシステム化の多くを担っているのがクラウドシステムで有るのは重要です。
CRM、会計、ERP等様々なサービスがクラウド上から提供されて、企業はそれを組み合わせることで早急なシステム化、DX化を進めています。
システムスキルとしてはクラウドシステムの導入や多くのクラウドの組み合わせを提案し導入する技術が重要となっています。
コロナが一つのきっかけとして今後もこの流れは続くと思われ、今後の為にもクラウド関連のスキルを身に着けることはITエンジニアとして重要になると思います。
約半年サイクルで変異株が出て来て、まだまだリモートワークは続きます。新しい働き方として定着したリモートワークが無くなることは当面ないでしょう。
仕事する側もそれに合わせたスキルを身につける必要があります。