IT業界、ITエンジニアで高収入を目指すにはどうすればいいでしょう。
いくら仕事が好きでも収入は大切です。
特に40代、50代になると家族を持つ人も多くなり、子供が一番お金がかかる高校性、大学生になる人も多くなってきます。
それに住む家も持ち家が欲しくなるころです。
そこでITエンジニアで高収入を得る事を考えてみました。
ITエンジニアの収入の現状
現在のIT系職種の年収を調べたところ、
マイナビ転職に2022年版職種別モデル年収平均ランキングのページありました。
上位10職種の中では2つ、上位30職種の中では6つがITエンジニアに分類される職種です。
ITエンジニアの最上位のシステムアナリストでは1,000万円を超えています。
これだけでも目指す方向は見えてくる気がしますが、もう少し詳しく見てみましょう。
現状から見えてくるもの
では現状から高収入を目指すには、これが見えてきます。
- 目指すはコンサルタント系
- 開発現場好きならばプロジェクマネージャー
数あるIT系職種の中で上位30位に上がったのは
2位 システムアナリスト
6位 システムコンサルタント(業務系)
13位 セキュリティーコンサルタント
28位 社内情報化戦略・推進
29位 プロジェクトマネージャー・リーダー(WEB、OPEN、モバイル系)
30位 パッケージ導入コンサルタント
(32位) システムコンサルタント(ネットワーク・通信)
これを見てわかる通り、やはり高い収入を得るにはコンサルタント系が強いです。上位入りした7つの内、4つがコンサルタントの仕事になります。
その他の社内情報化戦略・推進もコンサルタント系にかなり近い仕事ですので7つの内5つはコンサルタント系の仕事と言う事ができると思います。
プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーが29位に入っています。
コンサルタント系とは異なり、開発現場の職種になりますが、ここで順位をもっと下まで見ていくと59位にプロジェクトマネージャー・リーダー(汎用機系)があります。WEB,OPEN,モバイル系と約30万円の違いがあります。汎用機系の専門色は強くなりますが、WEB、OPEN、モバイル系の方が需要が多く、エンジニアが求められている為だと思われます。
システムエンジニア、プログラマはどうか
では開発技術者で人数的に最も多くの人がいるシステムエンジニア、プログラマはどのくらいかと見てみると
67位 システムエンジニア
71位 プログラマ
となります。しかもその間の差額は2万円です。
どうすれば収入が増えるか
ではどうすれば給与が増えるかです。
まず自分がプログラマ、システムエンジニアでシステム開発をずっとやっていきたいならば、目指すのはプロジェクトマネージャー、プロジェクトリーダーです。
そうではなく更なるスキルチェンジを目指すならばコンサルタントを目指しましょう。私のお勧めはセキュリティーコンサルタントとパッケージ導入コンサルタントです。
セキュリティーコンサルタントは今後も安定して需要があると思います。
パッケージ導入コンサルタントはこれまでのそのパッケージの導入経験があれば良いですし、そのパッケージを提供している会社が研修コースを用意しているケースもあります。また商品に特化ですので学びやすいと思います。
そしてもう一つの給与アップ手段が転職です。
今の自分の職種での年収と先ほどのランキングの年収(平均)を比較し、低ければ転職で一気に平均に届くことも可能です。現状の会社で給与アップを見込んでは数年掛かることも転職することで近づけることが可能になります。
あと数年で平均に行きそうという事はあるかもしれません。しかしそれはあくまで平均です。平均以上の人がもっといるのですから、考えてみることをお勧めします。