社内SEの良いところ

ITエンジニアの仕事
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 以前の記事でベンダーSEと社内SEの違いについて書きました。そして前回はベンダーSEの良いところを書きました。今回は社内SEについて書きます。

社内SEの良いところはここ

20年以上ベンダーでSEとして働き社内SEへと転職した私が感じた社内SEの良い点になります。

  • ユーザーの意見、反応がダイレクトに受けられる
  • スケジュール調整、仕様調整が容易
  • 会社全体のシステムを把握するやりがい

それぞれ説明していきます。

ユーザーの意見、反応がダイレクトに受けられる

私が感じる社内SEの最も良い点はユーザの意見や反応がダイレクトに受けられる点だと思います。

ユーザは社内の人が中心になりますので、開発中のシステムに対する要望や、開発して運用を開始したシステムに対する評価・意見が直接自分に届きます。

もちろん良い評価もありますし、悪い評価もあります。ただそこには実際に利用する人が「もっと良くしたい」「もっと使いやすくしたい」という意見が含まれてきます。

開発者として固まった頭に思わぬ良い意見を届けてくれます。

また開発してシステムが使いやすかったとか、効率が良くなったとか、周りから聞こえてきます。

そんなときが一番やりがいを感じられます。

スケジュール調整、仕様調整が容易

私が感じるベンダーSEと社内SEの違いの最も大きな点はスケジュール調整、仕様調整のし易さです。

例えばベンダーSEが運用開始を1週間延期するとなると契約などの話が絡み大変になることが多いです。お客様の担当者と調整しシステム営業を巻き込んで調整を行う事が必要になります。

また完成請負の場合には契約期間に納品できないという事になり、会社間の問題にもなります。

しかし社内SEの場合には社内調整になるので敷居が一段下がります。また調整先も顧客では無く社内、あくまで同僚ですので依頼しやすくなります。

調整がし易くなる事で、過度の長時間労働やストレスにならないという事にも繋がります。

もちろん予定通り進捗を進める事は大事ですので、その基本は忘れない事です。

会社全体のシステムを把握するやりがい

 社内SEは当然の事ながら面倒を見るのは自社のシステム全体になります。自社のどの部門がどんなシステムを利用し、それがどう関連づけられているのか把握する必要があります。

 全社のIT基盤を支える存在ですので責任もありますし、反対にやりがいもあります。

自分が会社のIT基盤を支えている。その気持ちだけでもモチベーションになります。

また社員からITに関する事では頼られる存在になりますから、みんなから必要とされている実感も感じられます。

 自分の存在が会社の業務に直結している。会社に必要とされている。それは大きなやりがいになります。

まとめ

これが社内SEに転職して感じる社内SEの良いところです。

ベンダーSE、社内SEそれぞれ良いところはあります。自分の希望やスキルに合わせて決められる参考になれば幸いです。

そして社内SEになりたい、社内SEに転職したい場合、社内SEに強い転職エージェントの会社も在ります。相談してみても良いと思います。

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