転職活動をするときに会社に提出する履歴書と職務経歴書。その職務経歴書について基本的な書き方をまとめておきます。
私が転職したときにエージェントから学んだ内容です。また私が中途採用の面接をするときに気にしている点です。
職務経歴書を書くときに大切な6点
職務経歴書は自分の経験、実績をアピールする提出物です。これで採用担当にアピールして面接に進む為の大切な資料になります
私が考える職務経歴書を記載するときに大切になるのは下の4点です。
- 記載は読みやすくシンプル
- データは数字で詳細に
- アピールしたいところは応募する会社に合わせて,目立つように
- 取得した資格や成果は具体的に
それぞれ説明していきたいと思います。
記載は読みやすくシンプルに
先頭の導入部分であったり、担当した業務内容を記載する箇所は必ずあります。
そのような説明文章は読みやすくシンプルに書きましょう。説明や修飾語が多く長い文章は読みにくくなります。
また途中で内容もぼやけてしまします。ですの説明文は主語、述語を明確にして2行ほど、長くても3行に収まるくらいを目安としてましょう。
データは数字で詳細に
例えばですが、
「私が改良したテスト仕様書フォーマットを利用したところメンバの記述スピードが大変改善しました。」
と書くよりも
「私が改良したテスト仕様書フォーマットを利用したところメンバの記述スピードが80%改善しました。」
と書いた方がイメージが付きやすく、現実味があります。
こうすることで改善の成果も値として表現出来ますし、行った改善をキチンと検証しているのだという事も表現出来ます。またその根拠となった数字も提示出来れば尚良いと思います。
例えば上の例ですと「テスト仕様書の作成が10機能/日が18機能/日に増加しました。」等です。
アピールしたいところは応募する会社に合わせて,目立つように
職務経歴書は一度作成したら、それを繰り返し印刷する事が多いと思います。
それではどの会社へも同じ内容で提出するようになります。
それを各企業に合わせて内容を変えるのです。企業毎に求めるスキルが変わってくるからです。
たとえばシステム開発会社に提出する場合には、システム開発工程での実績を強調します。開発の効率化であったり、システム品質について、成果が分かるように記載箇所を太字などで強調します。
エンドユーザでのシステム部門に提出する場合にはどんな業務システムの経験があるか、その業務システムがどんな成果を上げたのかを協調していきます。特に得意業務があれば協調してよいと思います。
またどちらの会社にも協調出来るのが後輩へのサポートや教育です。メンバ社員の10名の管理を技術的サポートを行った、だとか、新人社員15名のOJTを担当し1年で独り立ちさせた。など周りへの経験を生かした教育貢献や技術移転はどちらの会社でも欲しているところです。
取得した資格や賞賛も記載する
業務を経験して行く中で、資格も取得する事もあるでしょうし、時には社内またはお客様から表彰される事もあると思います。それはどんな事でも記載しましょう・
システム系の資格はもちろんですが、システム開発に関係のないような資格でも記載する事でスキルアップ意欲が感じられます。またシステム開発に関係が無くても、現代の業務システムは多岐にわたり必須となっていますので必ず興味が引かれると思います。
社内やお客様からの表彰も仕事への誠実さ、お客様対応のうまさが分かる証明となります。
書けるモノは忘れずに書きましょう。
このような点が私が考える基本的な職務経歴書の記載ポイントになります。
職務経歴書が自らの経験をアピールする書類になりますでの、書類審査突破に向けてよりよいアピールを行ってください。