ITエンジニアとして転職を検討するだけでも良いと思う理由

転職
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 実際に転職するか否かに関わらず、転職活動をする事に私は賛成です。

これは私も経験して感じたことです。

転職するには時間も労力が必要です。しかしその活動を行うことで自分の現在位置市場価値が分かります。

そうすることで自分の仕事にもやる気が出て、またエネルギーが湧くこともありました。

今回はその理由について書きます。

私が経験した「転職を検討して良かった事」

私が実際に感じた転職を検討して良かった事は下の2つになります。

  • 自分が求められている事が再認識できる
  • 自分の価値が分かる

この2点になります。

それぞれ詳しくお話します。

求められている事が再認識できる

 私もそうでしたがプロジェクトの中で開発の仕事をしていると辛いことやこの仕事を続けていけるか心配になることは何度もあります。

仕事が深夜や休日に及ぶこと、どうしても解決できない障害が発生すること、納期やリリース日が迫ってせわしなく落ち着かない日々が続くこと、自分だけが出来ないのではないかと考えることがありました。

 また会社もプロジェクトも組織です。組織は人の集まりですから人間関係が上下左右から生じます。社内では上司から仕事の内容を注意され、ユーザからは難しい課題や調整を押し付けられる、プロジェクト内からも意見や調整事項が多々上がります。

そうなるとこの仕事を続けていいのか考えて、辞めたくなることもあります。

しかしこの仕事しかしていない人は他に会社に移ってやっていけるのか、他の仕事はあるのかわからず、結局は今の仕事を続けている人が多いのではないでしょうか。

 そんな時、不安のままで何もしないのではなく、転職を検討してみてください。転職用サイトを覗く、転職用エージェントに登録するといった事だけでも良いです。

 そこには今、自分が行っている仕事を、遂行できる人を求めている会社の求人情報が沢山あります。自分が持っているスキル、経験を求めている会社が沢山あります。

そこで今の自分が求められている事がよく分かります。そうすると不安の中で少しでも明かりや、希望が見えて強気に仕事ができるようになるはずです。

 「転職=逃げ」と考えるのではなく、前向きになる為の再認識を行う為に辛い時ほど転職を考えてみるのはありだと思います。

自分の価値が分かる

  求人情報で今のスキル・経験をつかって検索を掛けたり、エージェントから求人会社の紹介を受けると、そこには年収の目安が書かれています。

  それを見ると企業が今の自分にどのくらいの年収を用意してくれるのがわかります。今の年収と比較して多いかもしれないですし、少ないかもしれません。

そこで求人情報の年収の方が多ければ本当に転職を検討してもいいでしょう。また少なければ、もっとそれを上げるためにはどんなスキルを身に着け、経験を積むかが見えてきます。そしてその時に多く求められている技術も分かってくるはずです。

 私も以前は検討して自分の仕事ならもっといい条件で他でやっていけることが分かり、その時の仕事に集中し、更に経験を積むと同時に他の会社への転職を検討しました。

 今の自分の価値が客観的に分かると考える幅は広がってくると思います。

また40代、50代になると求人がないのでは。と最初から見ない人も居ると思います。私もそうでした。しかし検索してみると沢山の企業が40代、50代のIT人材を募集している事がわかるでしょう。そこで自分の価値が再認識できると思います。

まとめ

 IT業界は広いとは言え、業界の中で実際に仕事をしている人にしてみれば、自分が関わっている会社、プロジェクトが全ての様に思えるかもしれません。

しかし世の中には沢山のIT企業、エンドユーザがあります。

そこでは常にIT人材が足りません。

会社の数だけシステムは存在します。

もっと業界、世間を広く見て、必要とされる自分の価値を把握する事で、技術者としての今後を考える参考になると思います。

最近ではITエンジニアの転職専用エージェントも増えていて大きくテレビCMも行っています。

それだけITエンジニアは人材不足で、仕事は沢山あるのです。

エージェントに登録して実態を聞くことは現在の自分の位置も分かって良いと思います。

実態の研究の意味でも登録して話しを聞くのは良いことだと思います。世界が広がります。


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