今の会社で給与が上がらず、しかし値上がりが続いていく中で、少しでも収入を増やそうと副業を考えている人も多いのではないでしょうか。
私もコロナ、そしてウクライナ戦争からの物価高騰とプライベートでの子供の教育費増加で副業を検討しました。
その中で調べた副業を行う場合に注意しなければならい点を纏めました。
法的、倫理的、税金、健康と様々な面で注意が必要となります。
ぜひ参考にしてください。
実際に調べた内容は以下に点になります。
所属会社の規定・規約の確認
まず、現在の所属会社の規定や規約を確認しましょう。一部の企業は、副業を制限または禁止していることがあります。雇用契約に明確な規定がある場合、これらの規定を遵守する必要があります。
利益相反の回避
現在の所属会社や顧客と競合する副業を避けることが重要です。競合が生じた場合、利益相反の状況が発生し、法的な問題を引き起こす可能性があります。契約や法的措置が必要な場合、専門家に相談しましょう。
法律、政務での注意
副業は法的および税務の問題を引き起こすことがあります。副業に関連する法的要件や税金処理について、弁護士や税理士と相談しましょう。副業による収益に関連する所得税や消費税についても正確に処理する必要があります。
知的財産権の考慮
副業で新しいソフトウェアやコードを開発する場合、知的財産権に関する問題に気をつけましょう。特に、副業で作成した成果物が現在の所属会社や顧客の知的財産権と競合しないよう注意しましょう。
時間管理
主業と副業の両方の仕事を並行して行う場合、時間管理が非常に重要です。主要な仕事と副業のスケジュールを調整し、バランスを取る方法を考えましょう。過度の労働はストレスや健康問題を引き起こす可能性があります。
健康とストレス管理
会社の仕事と副業、二つの仕事を同時に行う事はストレスを増加させる可能性があるため、自身の健康に注意しましょう。適切な休みと休憩時間を確保し、過労とならず体調を崩すことは避けましょう。
副業での顧客との契約
副業が副業での顧客との契約を含む場合、契約の内容や期間、報酬について明確に合意し、詳細を文書化しましょう。契約の曖昧さや細かい点が問題を引き起こす可能性があるため、慎重に読んで理解します。不安な場合、専門家に相談する事も必要です。
副業では個人が契約する事になりますので、誰も自分をフォローしてくれません。
保険の検討
副業での様々なリスクを考慮し、必要であれば専門の保険を検討しましょう。特に、責任保険や専門的なエラーアンドオミッション保険が役立つ場合があります。
ワーク・ライフ・バランス
主業に追加することで、ワーク・ライフ・バランスが損なわれる可能性があるため、自身の優先事項を明確にし、適切なワーク・ライフバランスを保つことが重要です。副業と主要な仕事、さらにはプライベートな時間の調整が必要です。
以上のポイントを考慮することで、ITエンジニアは副業を安全に、法的に、倫理的に成功させることができます。必要に応じて専門家やアドバイザーのアドバイスを受けることがおすすめです。