ITエンジニアの働き方の一つにフリーランスがあります。
私も転職を考えた時に一つの選択肢としてフリーランスとして働く事を考えました。
当時、私の会社でも数人のフリーランスエンジニアに入ってもらっていましたし、割と身近な存在でした。
その時に色々調べたフリーランスのITエンジニアとして必要な事が残っていましたので、纏めました。
フリーランスのITエンジニアとして必要な事
私のようなベテランITエンジニアがフリーランスに転向し成功するには、以下のポイントが役立つ事になります。
（１）スキルのアップデート
最新の技術やトレンドに対応できるように常に技術動向にアンテナを張り、スキルをアップデートします。IT業界の変化に追従することが、フリーランスとしての競争力を維持する鍵となります。それにより他のフリーランスエンジニアやベンダー所属のエンジニアとの差別化がはかれます。
（２）専門性を強化
これまでの開発経験で培った専門知識や経験を活かし、特定の分野での専門性を強化します。これにより新規顧客には訴求性を高め、既存の顧客に対しては高い価値を提供できます。
（３）人脈、ネットワークを活用
これまでの顧客や同業者、開発仲間などのネットワークを活用して案件の取得を目指します。特にフリーとしての実績がない最初の仕事はこれまでのネットワークが役立つと思います。
（４）自分の開発実績、アピールポイントのまとめ
これまでの開発経験や担当したプロジェクトの実績をまとめたポートフォリオを作成し、これを活用して顧客に自分の実績をアピールします。
担当した業務領域、システム環境、プロジェクト規模などを纏めてドキュメント化しておき、自分の実力と得意分野をアピールします。
（５）法律・契約に関するの理解
フリーランスとして働くには、それに関する法律や契約の知識が必要です。契約や税金など、個人事業主として必要な知識を備えます。
これは自分を守る為にも必ず必要な事になります。
（６）顧客管理とCRM
自分の顧客管理と、顧客との関係性を継続していく事が必要になります。
フリーになると仕事がなくなると収入が無くなります。案件を継続的に取得して行く為に顧客との関係は重要になります。
（７）マーケティングとブランディング
自分が提供できるサービスを適切にマーケティングし、ブランディングを行うことで、顧客からの信頼を得やすくなります。ウェブサイトやソーシャルメディアを活用して自己プロモーションを行います。
（８）仕事ができる環境を確保
フリーランスになると自分の実績は自分が顧客に提供した成果物、仕事内容で評価されます。その質が低下すると顧客から継続した仕事は得られませんし、その評判から新しい顧客も得にくくなります。
仕事場所や仕事時間を確保し、仕事の質を安定させる事が必要です。
まとめ
フリーランスとして仕事をする場合、自由度が上がると同時に収入が不安定になるリスクが生じます。上記のようなを事に取り組み、柔軟性と適応力を持ちながら、フリーランスのITエンジニアとして成功する事が必要になります。
