ベテランIT技術者の自己アピールの内容

ITエンジニアの仕事
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 40代後半に転職し、現在は転職を受け入れる又は派遣社員を受け入れる立場になり、話を聞く中でベテラン技術者として相手にどうやって自分をアピールするかが大切か感じることがあります。ベテラン技術者は相手に何を話して自分をアピールする事が大切か感じていることを書いてみたいと思います。

 面談や話をする中で相手の会社に何を話して自分をアピールして認めてもらうか。反対の立場になった今、感じていることです。

自己アピールを聞いて思うこと

 面接相手から話を聞いて、よくお話してくれるのが、当然ですがこれまでの業務経験です。

 その中での話のされ方ですが、「私は以前、こんな大きなプロジェクトに参加しました」とか「大手のベンダーのプロジェクトに参加しました」と言った内容が多いです。これは一つの大変参考になるお話ですが、それだけで終わりになる方がほとんどです。

 時にはその時の苦労話しや失敗談をお話いただき、長い時間掛けて経験だけをお話される方がいます。

 聞いている方としてはプロジェクト経験に付いてお聞きしたいのは、そのときのポジションとその時に開発した業務内容と、開発で利用したツールの経験になります。私のポイントとしてそこになります。

 経験談だけを淡々と話されて、長ければ長いほど全体がぼやけてしまい、ポイントがつかめない印象になってしまうのが私のこれまでの話しの中での印象です。

聞かせてほしいのは「会社にどうやって、何を貢献してくれるか」

  では私の場合、何を話しとして聞きたいか。

それは採用した場合に「会社にどうやって、何を貢献してくれるか」です。

私はこれが一番聞きたい点になります。

この内容に紐付けて経験やスキルをお話いただければ、印象がすごく良いですし、十分興味を持ってお話が出来ます。

 例えばですが、

「過去のプロジェクトから営業管理システムについては要件定義から運用保守まで経験があり、業務改善にも自信がります。入社した時には営業管理システムの構築では一人で自立的にプロジェクトを管理し品質が良い物を納品することで受注増と信用アップに貢献します。」

「AプロジェクトではBツールを利用し帳票を作成しました。その中でBツールの特性は理解し、高いパフォーマンスで開発を行いました。そのツールを活用して受注案件の幅を広げます。」

というお話が聞ければ非常に参考になります。

また40代以上のベテランの人からは。入社後に一緒に働く社員メンバに対しての技術移転や教育的な貢献の話しを聞けるとかなり良い印象です。

これまでの経験をプロジェクトメンバに伝えて、早期に上級SEになるようにスキルアップでも貢献します。のようなお話がありがたいと思います。

私が経験した転職活動の中でどこまでそれがアピール出来たか、今となってはわかりませんが、反対の立場となって、現場の意見としてお聞きしたい内容です。

転職の面接の時にはこの話しの方向を意識して話しをすれば、きっと良い面接になるように思います。

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